デジタル簡易無線　周波数一覧（STD-T98のものに限る）

＜免許局＞（無線局免許状が必要）

＜登録局＞（無線局登録状が必要）

＜デジタル簡易無線について＞

・一般的に使用されているのはSTD-T98（4値FSK）のもので、その他に下記の表にあるものがあります。

・無線局運用規則第128条の2による使用制限があります。

　1回の通信は5分以内。（自分と相手方の通信を合算した時間）

　1回の通信を終了後、1分以上経過した後でなければ再び通信を行ってはいけません。（遭難・緊急・安全などの通信は除外）

　長時間、1つの周波数(ch)を使い続けるなど独占（占有）して使用することができません。

・電波法第56条により、他の無線局の運用を阻害するような混信等を与えないように運用する必要があります。

　「チャンネルチェック」などと呼びかけても、UCやECを設定している局には聞こえません。

・登録局では使用できる空中線（アンテナ）が指定されていますので確認が必要です。

・登録局、免許局ともに上記が該当します。フリーライセンスラジオと言われる趣味の通信や、トラック運転手の走行中の暇つぶしの通話など長時間の周波数(ch)の占有行為は電波法などの違反になり、業務妨害での刑法犯や損害賠償の対象にもなる可能性もあります。

　このような行為は他者への多大な迷惑でしかありませんし、受信の際のスキャンの邪魔にもなってます。　

　違法な無線は積極的に「不法無線の報告」を総合通信局へ行いましょう。

・無線従事者免許は不要。免許局は無線局免許状、登録局は無線局登録状が必要です。

変調方式と周波数を示す記号